キーワード
キーワード解説:
松風社が開発した義歯重合システム。代表的なレジン重合システムとして加熱重合と常温重合が挙げられるが、加熱重合は機械的強度が強いというメリットがあるが、適合性に劣るというデメリットをもっている。逆に、常温重合(圧入式)は適合性にすぐれるものの、機械的強度が低いというデメリットをもっている。フィットデンチャーシステムは、この2つの重合法の長所である適合性と物性をあわせもつ常温重合システムというコンセプトで開発された。その重合法は、50℃重合(1ステップ重合)と50~80℃重合(2ステップ重合)の2つが設定されており、使い分けることが可能である。