キーワード解説：

筋肉診査とは、筋肉や顎関節部の圧痛の有無、運動時の疼痛の有無を診査すること。筋肉診査により顎関節症の分類の診断をするとともに、筋肉、顎関節のダメージの程度を知り、改善策を超計画に取り入れることができる。患者をリラックスさせた状態で、筋肉の触診（軽く押さえる）を左右同時に行い、疼痛に左右差があるか、筋の肥大の有無などを診査する。筋肉の疼痛は、基本的には随意的あるいは不随意的な筋肉の使いすぎ、筋肉の過負荷によって生じると考えてよい。