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顕微鏡下の写真撮影

【読み】
けんびきょうかのしゃしんさつえい
【英語】
photography under the microscope
【書籍】
別冊the Quintessence マイクロデンティストリーYEARBOOK2013
【ページ】
46

キーワード解説

顕微鏡下の写真撮影においては、以下のことに留意する必要がある。1.シャッターチャンスを逃さないため常にシャッターが切れる環境を維持する(フットペダルでシャッターが切れるタイプのものが望ましい)。2.ミラーは必ず2、3本用意する。鏡面が汚れていては美しい写真は撮影できない。3.被写界深度の深い写真を撮影するためには、絞り調節機構のある機種、あるいはオプションでそれが装着可能な機種を選択し、撮影時には絞りの調整をする。4.光量を最大にできる位置(焦点距離の最小距離)に対物レンズがあるようにする(とくにハロゲンライトを光源とする場合)。5.“色”も大切な情報の1つであり、ミラーテクニックの際には、表面反射ミラーを使用することを推奨する。6.目標をもっていないと良い写真は撮影できない。常に目標をもつ。