キーワード
キーワード解説:
セファログラム分析により分類される顎顔面の個体差のパターン。基本的に「dolicofacial pattern(長顔型)」「mesiofacial pattern(中顔型)」「brachyofacial pattern(短顔型)」の3つのパターンがある。dolicofacial patternは、臨床歯冠が長い、骨・筋肉が細く、咬合力が弱い、頤部は後下方回転・後退、垂直方向の成長が強いという特徴をもつ。逆にbrachyofacial patternは、臨床歯冠が短い、骨・筋肉が太く、咬合力が強い、頤部は突出し、水平方向の成長が強い。mesiofacial patternはその2者の中間である。フェイシャルパターンを分析し症例の大要を把握することは治療計画の立案に有効であるといえる。