キーワード
キーワード解説:
歯科衛生過程は、「歯科衛生士として考えて行動する過程」であり、患者とともに患者の問題と原因を明確化して、問題解決を行うために歯科衛生士に必要な一連の思考と行動のプロセスを指す。具体的には、以下の6つのプロセスから構成されている。すなわち、(1)歯科衛生アセスメント、(2)歯科衛生診断、(3)歯科衛生計画、(4)歯科衛生介入、(5)歯科衛生評価、そして記録である。「(1)歯科衛生アセスメント」から「(5)歯科衛生評価」までを行ったら、また「(1)歯科衛生アセスメント」に戻るというサイクルになっている。これは問題解決プロセスそのものであるが、そこに歯科衛生士の視点、歯科衛生士としての専門性が反映されていることが大切である。