キーワード
キーワード解説:
さまざまなエックス線撮影法において生じる、被写体の構造とは関係のないグレイレベル(濃度)のバラツキのことで、画質を低下させる。量子ノイズ、構造ノイズ、電子ノイズの3種がある。量子ノイズはもっとも多く生じるノイズで、画像を構成する画素におけるグレイレベルのランダムなバラツキであり、エックス線光子の検出過程における揺らぎに起因する。構造ノイズはエックス線検出器における検出効率の不均一性によって生じるもので、高性能な装置ではあまり生じない。電子ノイズは回路基板を通過する際の信号の揺らぎであるが、こちらも最新の高性能な装置ではあまり生じない。