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撮影倍率

【読み】:さつえいばいりつ
【英語】:reproduction ratio
【書籍】: 成功例・失敗例で学ぶ 規格性のある口腔内写真撮影講座
【ページ】:31

キーワード解説:

 実際の被写体の大きさとイメージセンサー上に写された像の大きさとの比率のこと。1cmの被写体がイメージセンサー上に1cmで写った場合を等倍(1倍)と呼び、1:1、1.0×などと表記する。1cmの被写体が半分の0.5cmで写った場合は1/2倍(0.5倍)と呼び、1:2、0.5×などと表記する。規格撮影では、歯列正面ならば1/2倍など、撮影部位によってこの撮影倍率を決めておく必要がある。同一部位を違う倍率で撮影してしまうと、被写体の大きさが異なって写ってしまうため、たとえば、術前術後を見比べるときなど、正確な比較ができなくなってしまう。ただ、どの部位をどの倍率で撮影しないといけないという決まりはないため、医院あるいは所属するスタディグループなどで統一しておくことをおすすめする。