キーワード解説：

　インプラント手術に限らず、よく見えない状況で手術をすることは非常に危険であり、時には再度切開するなどの無駄な動作が増えてしまう。術者が術部をよく見通せることは重要である。したがってアシスタントには、術者の視線を遮らないポジションからの確実な舌や頬粘膜・粘膜骨膜弁の排除、血液や注水の吸引などのテクニックが求められる。術野が確保できればスムーズな手術が行え、術者の負担が減る。結果として手術時間の短縮や患者の負担低減にもつながる。