キーワード解説：

　基礎研究の成果を臨床現場で使える新しい医療技術や医薬品の実用化に向けて「橋渡し」をするために実施する、非臨床研究から臨床研究までの開発にかかわる幅広い研究のことを指す。このことから「橋渡し研究」とも呼ばれる。現在、日本では文部科学省から国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED：Japan Agency for Medical Research and Development）に事業を移管し、革新的医療技術創出プロジェクトとして、基礎研究から実用化まで一貫して支援する人材・体制を整備、日本発の革新的医薬品や医療機器を創出することを目指している。