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モノブロックストロボ

【読み】
ものぶろっくすとろぼ
【英語】
monoblock strobe
【書籍】
デジタル対応で学ぶ! 歯科医師・歯科技工士必携 シェードテイキング超入門
【ページ】
131

キーワード解説

 モノブロックストロボとは、カメラの上部にあるホットシュー(ストロボなどを取り付ける溝状の部位)に取り付けられる小型のストロボとは異なり、別途床面に立てたライトスタンドの上に取り付けて使用するストロボの一種。通常、電源はコンセントから直接供給する。小型のストロボよりも大光量、速いリサイクルタイム(発光間隔)、そしてアンブレラやライトバンクなどの光の拡散をコントロールするアクセサリーが豊富、というメリットがある。他方、撮影に入るまでの移動や準備が煩雑、また使用するためにはある程度のスペースが必要といったデメリットもある。歯科領域では、術前・術後の顔貌写真の撮影に用いる例がある。なお、「モノブロック」とは、当初は「電源部」と「発光部」の2ブロックに分かれていた大型ストロボを、1つ(mono)の筐体に収めたという意味。現在でも、大光量が必要なスタジオ用の大型ストロボは2ブロック式が主流である。