キーワード
キーワード解説:
CortelliniとTonettiらが2007年に提唱した、顕微鏡下での骨内欠損に対する低侵襲な歯周組織再生療法の術式。創傷治癒における血餅の安定を重視し、血餅保護のための初期閉鎖を強調する方法であり、顕微鏡を用いることで小さな術野でも確実な掻爬が可能となる。歯肉の切開の範囲、剥離の範囲も少なく、患者の術後の痛みや不快感もかなり減少するといわれている。1995年にHarrel & Reesが提唱したMinimal Invasive Surgery(MIS)にpapilla preservation techniqueの概念を応用させたものである。