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支台歯形成のポイント

【読み】:しだいしけいせいのぽいんと
【英語】:points of tooth preparation
【書籍】: これならわかる 少ないバーでできる生活歯の支台歯形成法
【ページ】:8

キーワード解説:

 支台歯形成のポイントとしては、すべての修復物の厚さはガイドグルーブによって決められるため、その付与がもっとも重要である。その時、歯髄への影響を考慮し、とくに下顎前歯部では、歯髄を露出させないためにガイドグルーブの付与を少なくする。支台歯をアーチ状に形成する時は、臼歯部の近遠心と前歯部の頬側面が平行でない場合には過剰切削をしないように注意を払う。前歯部、臼歯部に審美性が必要とされるケースでは、専用のラウンドバーを用いてガイドグルーブを付与する。ラウンドバーを使用する時にはタービンヘッドの位置を横に変えることで、あらゆる角度からラウンドバーを歯面に当てることが重要である。