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キーワード

血糖値スパイク

【読み】:けっとうちすぱいく
【英語】:glucose spike
【書籍】: 歯科衛生士 2019年 3月号
【ページ】:80

キーワード解説:

 食事により起こる急激な血糖変動、すなわち食後の血糖値の大幅な上昇を指し、これにより心筋梗塞など全身の血管障害のリスクが高まる。グルコーススパイクとも言う。加齢による膵臓からのインスリン分泌の低下や、肥満による必要インスリン量の増加があると、血糖値スパイクが起こりやすくなる。
 血糖値スパイクは、糖尿病だけではなく、その前段階である境界型糖代謝異常の段階から合併する。さらに、HbA1cが基準値の範囲であっても見られることがある。実際に、境界型糖尿病や比較的罹病期間の短い糖尿病の人でも血管障害を発症することが広く知られており、血糖変動を抑える重要性が再認識されている。
 血糖値スパイクの予防には、食事内容では単純糖質を控え、食物線維をしっかり摂取することが重要。また、ゆっくりと食べること、ご飯などの主食の糖質を最後に摂ることも有効と言われている。もちろん咀嚼能力が重要であることも広く知られている。