ナソレーター
- 【読み】
- なそれーたー
- 【英語】
- Gnatholator
- 【書籍】
- QDT 2019年 5月号
- 【ページ】
- 156
キーワード解説
Granger によって1955年に開発されたアルコン型の全調節性咬合器。スロット型の顆路と2軸性機構をもつMcCollum 型であった。左右1対のコンダイルパスで、前方が開放されたスロット型の形態をもち、種々の湾曲をもつものに交換が可能。また、上顎フレームには一対のベネットガイドがあり、その間には、下顎フレームに取り付けられた固定式のセンタリング・ポストが納まっている。また下顎フレームには、生体の下顎頭に相当する左右一対のコンダイルボールがあり、上顎フレームのコンダイルパスに納まっている。コンダイルボールの中央には上下前後に回転可能なシャフトが貫通している。上下顎フレームは容易に分離可能な構造となっている。