コンポジットレジンヒーター
- 【読み】
- こんぽじっとれじんひーたー
- 【英語】
- composite resin heater
- 【書籍】
- QDT 2019年 8月号
- 【ページ】
- 98
キーワード解説
コンポジットレジンヒーターとは、シリンジ入りのコンポジットレジンを加温して粘稠性を低下させ、窩洞への填入を容易にする、あるいはコンポジットレジンをセラミックインレーやポーセレンラミネートベニアの装着材料として使用する際などに用いられる装置である。通常、8本程度のシリンジを同時に加温することができ、摂氏40~70℃程度に保つことができる。コンポジットレジンによるセラミックインレーやポーセレンラミネートベニアの装着は、一般的な接着性レジンセメントによる装着に比べて操作時間に余裕がある、シーティングを確実に行える、強力な接着力を発揮し、レジンの劣化も起こりにくくマージンの褐線なども生じにくいといった利点があるため、近年注目されている技法である。