臼井記念歯科保健功労賞

【読み】

うすいきねんしかほけんこうろうしょう

【英語】

Usui memorial dental health distinguished services award

【書籍】

季節の中の診療室にて

【ページ】

38

キーワード解説

　本賞は、秋田県の歯科保健の発展向上に寄与した歯科医師である故・臼井和弘氏の功績を称えるとともに後世に伝えるべく平成20年に秋田県が創設。臼井氏の遺志を継承し、他の模範となる歯科保健活動を実践している団体や幼稚園・保育所、学校、個人を表彰するもの。表彰は、毎年秋に開かれる秋田県歯科保健大会で行われている。
　臼井氏は、平成15年に厚生労働省から秋田県歯科保健対策担当となり、平成16年にスタートしたフッ化物洗口事業を推進するなど、う蝕予防対策に尽力。平成17年12月に発生したJR羽越線いなほ脱線転覆事故の犠牲となり、34歳の若さで命を落とした。