ヨーロッパ顎顔面放射線学会のガイドライン
- 【読み】
- よーろっぱがくがんめんほうしゃせんがっかいのがいどらいん
- 【英語】
- consensus guidelines of European Academy of Dental and Maxillofacial Radiology
- 【書籍】
- 決定版 実践マニュアル 歯科用CTの見かた・読みかた
- 【ページ】
- 22
キーワード解説
ヨーロッパ顎顔面放射線学会(EDMFR)のガイドラインは、歯科用CBCTの臨床応用は通常の検査で診断できない症例で、しかもそれを追加することで判断できる可能性がある場合と規定されている。具体的には大臼歯における根管数の確認、根尖性歯周炎における原因歯の同定、智歯および過剰埋伏歯の頬舌的位置関係の把握などが考えられる。また同一患者に歯科用CBCTをルーティンで繰り返し撮像するべきではないとも記載されている。さらに歯科用CBCTにかかわるすべてのものは放射線業務や放射線防護能力に関する適切な理論および臨床訓練を受けたものが行うべきであると記載され、継続学習や訓練の必要性も述べられている。