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Smear Layer Deproteinizing Pretreatment(SLDP)

【読み】
すめあれいやーでぷろてないじんぐぷりとりーとめんと
【英語】
Smear Layer Deproteinizing Pretreatment
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2019年 10月号
【ページ】
50

キーワード解説

 Smear Layer Deproteinizing Pretreatment(SLDP)とは、使用するセルフエッチ接着システム(1ステップ、2ステップともに)の前処理として、次亜塩素酸ナトリウムを用いてスメヤー層中の有機質をターゲットとして溶解、同時に水分も低下し、酸性機能性モノマーのターゲットとなるミネラル密度を高めることによって、長期的に安定したよりよい接着界面をつくるというコンセプトのことである。なお、SLDPは、健全象牙質のみならず、う蝕治療の際、感染歯質除去後の窩底部に残り、被着体となるう蝕影響象牙質においても効果が認められている。