専門情報検索 お試し版

筋紡錘

【読み】
きんぼうすい
【英語】
muscle spindle
【書籍】
TMD YEARBOOK 2019 / 2020 顎関節症の三大症状,その検査・診断・治療をやさしく教えます
【ページ】
85

キーワード解説

 筋紡錘とは、筋肉の長さを検知する固有受容器の一種であり、筋内線維の束、感覚神経終末、γ運動ニューロンで構成されている。筋紡錘の中には筋線維が存在し(錘内筋)、その周りを感覚神経終末が巻き付いている。筋肉が伸展されると筋紡錘内の錘内筋も一緒に引き伸ばされ、感覚神経が活性化し、その情報は求心性に中枢へと送られる。また、錘内筋の活動はy運動ニューロンによって調節されている。