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平穏死

【読み】
へいおんし
【英語】
peaceful death
【書籍】
歯科衛生士 2019年 11月号
【ページ】
78

キーワード解説

 石飛は、著書『「平穏死」のすすめ―口から食べられなくなったらどうしますか』(2010、講談社)のなかで、老衰の終末期における延命治療に疑問を呈した。平穏死とは、単なる延命治療が意味をなさないのであれば、それをしなくても責任を問われるべきでないという石飛の主張。高齢者が、嚥下機能が低下して口から食べられなくなれば生命の限界が来ており、摂取カロリーを抑えることで安らかな死が迎えられるとする。