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患者-術者関係

【読み】
かんじゃじゅつしゃかんけい
【英語】
physician-patient relationship
【書籍】
再根管治療の成功率を高めるスカンジナビアエンド
【ページ】
50

キーワード解説

 治療を行う場合、患者-術者間の関係性がその決定に大きな影響を与えることとなる。患者-術者関係はクリニックでどのような臨床姿勢を取っているのかで変わるが、基本的には次の3つの中のうちの1つとなる。
 パターナリスティック:患者の意思はまったく反映されず、術者が良いと思った治療法が紹介される。
 インフォームドコンセント(チョイス):術者は、可能性のある治療方法の利点、欠点、リスク、費用、効果等を患者に説明し、患者が選択する。
 シェアードディシジョン:上記2つの中間的意思決定法で、術者は可能性のある治療方法の利点、欠点、リスク、費用、効果等を患者に説明し、両者で相談して決定する。