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VisagiSMile

【読み】
びざじすまいる
【英語】
VisagiSMile
【書籍】
補綴・咬合の迷信と真実
【ページ】
115、133

キーワード解説

 人の感情やアイデンティティー、行動、自尊心などの社会心理的特徴が、顔の形態により示されるという「visagism(ビザジズム)」の考え方を歯科に応用したスマイルデザイン法。2ステップからなり、まず輪郭や目・鼻・口のプロットを行い、顔面形態がstrong・dynamic・delicate・calmのどの分類にどの程度当てはまるかを分析。このデータから、前歯切縁のラインの角度や歯軸の傾き、中切歯の突出度が決定される。次のステップはインタビューで、いくつかの質問により、患者の個性や願望がstrong・dynamic・delicate・calmのどの分類にどの程度当てはまるかが分析される。これにより歯牙形態が決定され、strongは長形、dynamicは三角、delicateは丸、calmは正四角が適応され、もっとも強い特徴が4前歯の形態、次に強い特徴が犬歯形態を決定づける因子となる。