捕食のトレーニング
- 【読み】
- ほしょくのとれーにんぐ
- 【英語】
- training of food taking
- 【書籍】
- 0歳からの口腔機能と歯列の育て方
- 【ページ】
- 88
キーワード解説
月齢の低いうちはおもちゃであれ食べ物であれ、手でつかむことがとても大変で、ましてそれを口に持っていくとなるとかなり困難である。食べ物をきちんと口に運べないようであれば、捕食のトレーニングをしてもらうように指導するとよい。トレーニングには、おしゃぶり昆布やあたりめなど硬くて飲み込めないような大きさで、持ちやすいおやつなどを用いる。まずは保護者が食べ、子どもにその姿を見せる。それによって安心・安全でおいしい食べ物であることを子どもが認識できる。微細運動の発達が十分ではないため最初はうまく口に運べないが、回数を重ねることで上手に捕食できるようになっていく。