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低侵襲型開窓デザイン

【読み】
ていしんしゅうがたかいそうでざいん
【英語】
Less-Invasive Window Design
【書籍】
PRD YEARBOOK 2020
【ページ】
71

キーワード解説

 側方アプローチでの上顎洞底挙上術における、より小さな開窓部を形成する方法。このデザインでは1本のインプラント埋入に対し縦長、複数本では横長の卵円形の開窓部を形成する。粘膜の切開、翻転および切削骨量が少なく、骨移植材料を使用する際、移植材料が流出するリスクは小さくなる。また、周囲からの血液供給とインプラントの骨支持が得やすい。一方で上顎洞粘膜の穿孔などの合併症が生じたとき、従来の開窓デザインと比べてアクセスが困難になり、場合によって開窓部を拡大する必要がある。