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PFAPA症候群

【読み】
ぴーえふえーぴーえーしょうこうぐん
【英語】
periodic fever,aphthous stomatitis,pharyngitis and adenitis syndrome
【書籍】
その皮膚疾患 歯科治療で治るかも
【ページ】
70

キーワード解説

 PFAPA症候群は、周期性発熱、アフタ性口内炎、咽頭炎、頸部リンパ節炎を主症状とする自己炎症性疾患であり、大半は5歳以下の小児に発症する。発熱に対してはステロイド剤で対処するが、症状が改善されないケースでは扁桃摘出も検討される。本症候群は病巣疾患の1つとしても捉えられ、小児の難治性口内炎に遭遇した場合には、鑑別疾患として注意が必要である。