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DASK テクニック

【読み】
だすくてくにっく
【英語】
The DASK technique
【書籍】
増補新版 インプラントセラピー
【ページ】
245

キーワード解説

 DASK テクニックは、骨窓形成を行う際に低速(800~1,200 rpm)で回転式器具(直径6 mm または8 mm のドーム型のダイヤモンドドリル)を用いる方法。上顎洞側壁菲薄化と呼ばれるそのテクニックは、ドリルを上下運動して6 mm または8 mm ほどの円形の骨窓を作成することができ、横方向にスライドして用いると上顎洞内部の解剖学的構造を反映した骨窓を形成できる。
 他には、上顎洞側壁から上顎洞粘膜まで(または、非常に近くまで)トレフィンドリルで骨栓を形成する使用方法がある。その後、骨栓をキュレットまたは剥離子で慎重に除去し、キットに付属した180°のバックアングル剥離子を使用して上顎洞粘膜を挙上する。