歯周病の病状安定
- 【読み】
- ししゅうびょうのびょうじょうあんてい
- 【英語】
- periodontal disease stability
- 【書籍】
- 歯周病およびインプラント周囲組織の疾患と状態に関する新分類
- 【ページ】
- 23
キーワード解説
歯周病の病状安定は、局所的、全身的因子の制御を通じて歯周炎の治療が成功し、最小のBoP(プロービング時の出血)、適切なプロービングデプスおよびアタッチメントレベルの改善、ならびに進行性破壊の抑制が達成された状態として定義される。さらに喫煙者においては日々の喫煙を減らすことや、糖尿病患者における血糖値の良好なコントロールなどの修飾因子の制御が挙げられる。多くの観点から歯周病の病状安定への到達は予後を明確にすると考えられる。