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表在痛

【読み】
ひょうざいつう
【英語】
superficial pain
【書籍】
歯科衛生士 2020年 11月号
【ページ】
28

キーワード解説

 口腔領域では、歯肉溝・歯周ポケットを含めた口腔粘膜に発生する表面感覚としての痛覚のこと。SRPなどでの歯肉や歯周ポケットへの器具の挿入で生じやすく、患者には、「チクッ」とした痛み、押されるような痛みとして感知される。上顎では切歯部に、下顎では臼歯部により多くの痛点(痛覚受容器)が存在するため、上顎は切歯部、小臼歯部、大臼歯部の順で感受性が高く、下顎は切歯部より臼歯部で感受性が高くなっている。