アセスルファムK

【読み】

あせするふぁむけい

【英語】

acesulfame K

【書籍】

nico 2020年 12月号

【ページ】

30

キーワード解説

　アセスルファムK（アセスルファムカリウム）は人工甘味料の一種。日本国内では、2000年に食品添加物の指定を受けている。酸などの共存物質と反応しにくく貯蔵が容易で、水やエタノールに溶解しやすいという利点から、菓子や清涼飲料水、酒などに用いられる。スクロースの200倍の甘味がある一方、う蝕原因細菌が代謝せず、う蝕の原因とならないため、近年では多くの機能性食品にも用いられている。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議の見解では、毒性試験では無害であり発がん性は認められないとされる。