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変形性顎関節症

【読み】
へんけいせいがくかんせつしょう
【英語】
osteoarthrosis of the temporomandibular joint
【書籍】
歯科衛生士 2021年 1月号
【ページ】
50

キーワード解説

 変形性顎関節症(Ⅳ型)とは、顎関節症の病態の1つで、下顎頭や関節結節、関節円板などの骨・軟骨変化(吸収、添加など)をともなう関節組織の破壊により起こる。退行性病変で、自覚症状だけでの診断は難しく、関節円板の穿孔や断裂を認めることも多いという特徴を持つ。自覚症状としては、関節雑音(クレピタス音)、顎運動障害、顎関節部の痛み(運動通・圧痛)などがあり、これらのいずれか1つ以上の症状を認めるものとされている。