レモネードスタディ

【読み】

れもねーどすたでぃ

【英語】

LEMONADE study

【書籍】

Quintessence DENTAL Implantology 2021年 No.1

【ページ】

52

キーワード解説

　若井らが行った、喪失歯数が増えるほど死亡リスクが上昇する傾向や、大腿骨の骨折、脳卒中、狭心症、肺炎死亡などのリスクも高くなることなどを明らかとした一連の「歯と全身の健康、栄養との関連に関するコホート研究」を指す。“レモネード”の名称はLongitudinal Evaluation of Multi-phasic, Odontological and Nutritional Associations in DEntistsの文字からきている。調査期間は2001年2月～2006年7月、対象者は全国46都道府県歯科医師会所属の21,272名の歯科医師。対象者が歯科医師会に所属しているため調査期間中の身元の確認が容易であること、事前の健康調査で自身の口腔内の状態を正確に回答できたことから、喪失歯の詳細や咬合支持形態などを詳しく正確に調べられた。