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レビー小体型認知症

【読み】
れびーしょうたいがたにんちしょう
【英語】
dementia with lewy bodies
【書籍】
歯科衛生士 2021年5月号
【ページ】
46

キーワード解説

 レビー小体型認知症とは、認知症の分類の1つで、脳の神経細胞にレビー小体が広範囲に出現することにより発症するもの。
 認知症は、一度獲得した脳機能が低下し、社会生活や対人関係が明らかに障害された状態をいい、アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型、前頭側頭型認知症などに分けられる。レビー小体型認知症は、症状変動性であり、幻想、妄想、抑うつ状態、パーキンソン症状を呈しうる特徴を持つ。診断は、病歴、認知症機能検査、身体所見、画像所見などから総合的に鑑別する。