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炎症性歯根外部吸収

【読み】
えんしょうせいしこんがいぶきゅうしゅう
【英語】
external inflammatoryroot resorption
【書籍】
“Why”から“How to”を導く実践 歯内療法
【ページ】
138

キーワード解説

 炎症性歯根外部吸収とは、その名のとおり歯根外層表面に起こる吸収であり、歯の脱臼、脱落などの外傷によるセメント前質やセメント芽細胞層に及ぶ広範囲の損傷に続発してしばしば起こる。加えて“歯髄壊死”、“感染”という2つの因子があいまって、より広範囲の吸収を引き起こす。歯根吸収は急速に起こることもあり、治療が行われないと1~2か月で歯根全体を吸収してしまうこともある。