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インターナル・バットジョイント(内部連結機構)

【読み】
いんたーなる・ばっとじょいんと(ないぶれんけつきこう)
【英語】
internal butt joint
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2022年No.1
【ページ】
106

キーワード解説

 インプラント補綴装置とアバットメントの連結機構の1つで、インプラント体内部に入り込むようにアバットメントを連結する構造をとる。インプラントプラットフォームからわずかに外側性に突出した構造部をアバットメントが取り囲みながら、スクリューで固定するエクスターナル・バットジョイント(外部連結機構)に比較して、側方力に対する抵抗力が大きい特徴を有する。アバットメントの緩みを生じにくいことから多くのインプラントメーカーが採用している。一方で、インプラント頚部や連結下部はバットジョイントであるため、大きな力が加わった際にはマイクロギャップが生じる。また、多数本のインプラントで平行性が確保できていない場合では、印象時に印象コーピングが脱着できない、1ピース構造をとった上部構造が装着できないなどの欠点もある。