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矯正装置による軟組織損傷

【読み】
きょうせいそうちによるなんそしきそんしょう
【英語】
soft tissue damage from orthodontic appliances
【書籍】
これで解決! 矯正トラブル
【ページ】
26

キーワード解説

 矯正装置による軟組織損傷として、最後臼歯のチューブから突出したアーチワイヤーの遠心断端による頬粘膜への刺入や、ブラケット、チューブやアーチワイヤーの初めての装着による唇頬粘膜の損傷、レジンボタンやワイヤーの口蓋粘膜への埋入などがある。これら軟組織損傷を防ぐために、アーチワイヤーの遠心断端はシンチバックし、保護材(専用ワックス)使用などの対処が大切となる。