Oral Health Impact Profile-Japanese version(OHIP-J)

【読み】

おーらるへるすいんぱくとぷろふぃーるじゃぱにーずばーじょん（おーひっぷじぇー）

【英語】

Oral Health Impact Profile-Japanese version(OHIP-J)

【書籍】

QDT 2022年5月号

【ページ】

29

キーワード解説

　Oral Health Impact Profile-Japanese version（OHIP-J）は、歯の欠損の病態（障害）を把握するための症型分類のひとつ。患者の口腔のQOL が現在どれくらいの状態かを示すもの（予測因子）であり、世界的に使用されている Oral Health Impact Profile(OHIP) に準拠した日本語版である。これは「機能的な問題」「痛み」「不快感」「身体的困りごと」「心理的困りごと」「社会的困りごと」「ハンディキャップ」の７領域において、54項目の質問から点数をつけるものである（OHIP-J54）。また、質問を14問に簡略化した「OHIP-J14」や、無歯顎患者向けの「OHIP-EDENT-J」も存在し、状況によって用いられる。