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マイクロサージェリーにおける作業姿勢

【読み】
まいくろさーじぇりーにおけるさぎょうしせい
【英語】
working position in microsurgery
【書籍】
ペリオドンタル&ペリインプラント プラスティックマイクロサージェリー
【ページ】
107

キーワード解説

 手術用顕微鏡は肉眼の2~40倍の拡大視野を可能にするため、術者は視覚情報を飛躍的に増加させられる。これらの情報を日々の診療に活用するためには、術者がすぐれた作業位置(姿勢)を習得・維持する必要がある。これらを実践するには、治療中の(術者の)筋骨格的位置、手術用顕微鏡やプリズムルーペの位置、顕微鏡用器具の持ち方など正しく行うことがきわめて重要である。また、心拍数、血圧、呼吸などの生理的姿勢も重要な要素であり、とくに腹式呼吸は健康な成人の場合、注意力の向上やストレスの軽減につながるともいわれており、これらの呼吸法をマイクロサージェリーに応用することで、術者のスキルを高めることができる。