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進行性下顎頭吸収

【読み】
しんこうせいかがくとうきゅうしゅう
【英語】
progressive condylar resorption
【書籍】
全顎矯正と部分矯正へのアプローチ
【ページ】
313

キーワード解説

 進行性下顎頭吸収は、進行性の下顎頭の形態吸収変化とそれにともなう著明な同部の体積の減少と定義されている。下顎枝高径の短縮・下顎後退などにより、前歯部開咬などを呈する病態であり、特発性下顎頭吸収ともいわれるが、両者の明確な区別はない。進行性下顎頭吸収の患者は相対的に下顎が小さく後退位にあるため、単なる上顎前突症もしくは下顎後退症と診断され、不適切な歯科矯正治療を受けることが多い。そのため、初診時にパノラマエックス線写真を確認し、下顎頭吸収が疑われる場合は精密検査のもと、大学病院や専門医に紹介することを検討すべきである。