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カスタムメイドプレートシステム

【読み】
かすたむめいどぷれーとしすてむ
【英語】
custom made plate system
【書籍】
一般臨床家、口腔外科医のための口腔外科ハンドマニュアル’22
【ページ】
162、163

キーワード解説

 悪性腫瘍や顎骨壊死などに対して下顎骨部分切除術や骨移植術等を行う症例において、患者の顎骨形態に適合させて3D金属プリンタやブロック削り出しにより作製するカスタムメイド再建プレートは、すでに欧米の数社で製品化されていたが、日本では2020年12月よりTruMatch Reconstructionシステム(デピューシンセス社/ジョンソン・エンド・ジョンソン)が保険収載され、患者への適応が可能となった。このシステムはCAD / CAM、カスタムメイドプレート、ガイディッドサージェリー、デリバリーシステム、遠隔医療を組み合わせたものとなっているのが特徴である。精度が高く、形態の再現も良好で、顎関節の位置関係も安定している。注意点としては、海外のエンジニアとのやりとりを要すること、発注から手術室に到着するまで1か月弱の期間を要するため、急な腫瘍の進展による切除範囲の変化に対応するのは困難なこと、カッティングガイドの適合のため、切開や剥離範囲がやや大きくなることなどが挙げられる。