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セミクリティカル

【読み】
せみくりてぃかる
【英語】
semi-critical
【書籍】
歯科医院のための感染対策マニュアル
【ページ】
72

キーワード解説

 ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)によるガイドラインでは、歯科診療後の汚染器材においてはリスク評価と分類をしなければならないとしている。このうち、汚染度が低く唾液のみの付着である場合は「セミクリティカル」と分類される。さらに、汚染状況が目視確認可能な場合はA、目視確認不可な場合(中空構造の器材)はBに区分し、次のように再生処理を行う。なお、高圧蒸気滅菌は必須ではない。
●セミクリティカルAに分類した器材は、洗浄消毒が不可欠である。
●セミクリティカルBに分類した器材は、予備洗浄と洗浄消毒が不可欠である。