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カリエスリスクアセスメント

【読み】
かりえすりすくあせすめんと
【英語】
caries risk assessment
【書籍】
歯科衛生士 2022年9月号
【ページ】
55

キーワード解説

 カリエスリスクアセスメントは「個々の患者が一定期間内にう蝕病変を発症する確率、またはすでに存在するう蝕病変の大きさや活動性に変化が起こる可能性を明らかにする臨床プロセス」と定義される。ただ行うだけでは十分ではなく、情報を患者と共有することで患者自身の気づきとなり、さらに治療内容の判断、1人ひとりにあわせた予防プランを考えるための資料となる。カリエスリスクアセスメントを定期的に行うことは、う蝕病変を見つけ出す「detection」と並んでカリエスマネジメントの重要なステップとなる。