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医療費控除

【読み】
いりょうひこうじょ
【英語】
medical expense deduction
【書籍】
Q&Aでわかる 専門家が作った患者さんのためのインプラント治療ガイド
【ページ】
78

キーワード解説

 1年間(1月1日~12月31日)に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費の合計が一定額を超えた場合、医療費控除の対象となり、確定申告を行うことで所得税の還付と翌年度の住民税の減額を受けることができる。医療費控除の対象となる金額は(実際に支払った1年間の医療費総額)-(10万円/総所得が200万円未満の人は総所得金額の5%)で計算した金額(最高200万円)となる。たとえば、年収500万円の人(所得税率20%、住民税率10%)が1年間で100万円の医療費を支払った場合、医療費控除による所得税の還付額は(100万円-10万円)×20%=18万円となり、住民税は(100万円-10万円)×10%=9万円が減額される。