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2012年1月29日

第36回北九州歯学研究会発表会盛大に開催

東日本大震災復興チャリティーとして収益金のすべてを被災地に寄付

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 さる1月29日(日)、JR九州ホール(福岡県)において、第36回北九州歯学研究会発表会(村上和彦会長)が約800名の参加のもと、東日本大震災復興チャリティー講演会として盛大に開催された。

 当日は、午前にリレー発表「審美歯科治療へのアプローチ」(座長:上田秀朗氏、酒井和正氏)と題して、4名の演者による講演が行われた。審美歯科治療のなかで、とくに「コンポジットレジン修復(樋口克彦氏)」、「補綴前処置(倉富 覚氏)」、「プロビジョナルレストレーション(中野稔也氏)」、「形成・印象(小松智成氏)」にそれぞれ焦点をあてて解説を行った。そして各講演後に質疑応答の時間が設けられ、テーマが深く掘り下げられたことから好評であった。

 つづいて午後には、シンポジウム「Reliable Dentistry-歯周外科編-」(プランナー:木村英生氏、重田幸司郎氏、シンポジスト:桃園貴功・中野宏俊・田中憲一・中島稔博・樋口琢善・山本真道・松延允資の各氏)が行われた。切開、剥離、デブライドメント、縫合等の各基本ステップについて、症例、動画、会員への手技や使用マテリアルのアンケートとともに解説が行われたことで、会場に詰め掛けた若手歯科医師はとくに熱心に聴講されていた。北九州歯学研究会の基本治療をおろそかにしない姿勢、そして所属会員のレベルの高さにおおいに刺激を受けたとの声が会場から聞かれた。