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2012年2月5日

第2回AMEDアジア環太平洋学術大会開催

日本、台湾、ブラジルの演者がマイクロスコープの有用性について講演

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 さる2月5日(日)、鶴見大学会館(神奈川県)において、第2回AMEDアジア環太平洋学術大会(平田哲也大会長)が開催された。

 本大会は、2002年に米国にて発足し、マイクロスコープを応用した歯科臨床の普及を推進しているAMED(Academy of Microscope Enhanced Dentistry)の会員の約半数をアジアが占めていることから、アジアを舞台に他国から演者を招聘し、情報交換を通じて知識・技術の向上とグローバルな視点に立った歯科医師を育成しようと企画されたもの。2回目となる今回は、非会員も参加できるオープン形式となり、国内外から153名が参集し盛会となった。

 当日は、日本、台湾、ブラジルでマイクロスコープを臨床で有効活用している演者による講演が行われた。日本からは、石井信之氏(神歯大教授)、鈴木真名氏、大河雅之氏(いずれも東京都開業)、五味一博氏(鶴見大教授)、小川秀仁氏(埼玉県開業)、中田光太郎氏(京都府開業)がそれぞれ講演。歯内療法、ペリオドンタル・マイクロサージェリー、審美修復治療、インプラント治療におけるプラスティックサージェリーなど、幅広い分野でのマイクロスコープの有用性について、多くの症例を通じて述べた。

 海外からは、Dr.Chunchi Peng(台湾)、Dr.Marcelo Munhoz、Dr.Glen Williams do Carmo(いずれもブラジル)が登壇。他国のマイクロスコープの使用状況などを知ることができる貴重な機会となった。