Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2012年2月25日

「歯然の会20周年記念講演会」開催

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる2月25日(土)から26日(日)にかけ、大阪リバーサイドホテル(大阪府)において、「歯然の会20周年記念講演会」(歯然の会主催、西岡健一代表)が開催された。本会を主催したスタディグループ「歯然の会」は1992年の設立。当初は「全身と咬合」「総義歯と解剖学」の必要性を考える歯科技工士数名のグループであったが、その後さまざまな歯科医師を講師として招聘し、チェアサイドとラボサイドの共通言語・共通ルールを用いたコミュニケーションを考究し続けている。会場には関係者300名以上が参集する盛会となった。以下に演題・演者を示す。

(1)「模型分析の基礎」(山本貴生氏、山本デンタルラボラトリー)
(2)「ストレスと咬合」(森本淳史氏、朝日大歯学部非常勤講師、京都府開業)
(3)「臨床のお宝箱(咬合とは)」(松本勝利氏、福島県開業)
(4)「咬合の与え方」(和島善仁氏、A2デンタル代表)
(5)「ARC金属床適合精度について」(有限会社サンジョー)
(6)「咬合平面を意識すると臨床が変わる」(小渕匡清氏、大歯大・近大奈良病院非常勤講師、和歌山県開業)
(7)「良質な歯科医療を提供するために」(首籐由江氏、関西医科大附属医院)
(8)「臨床のお宝箱(義歯安定とは)」(松本勝利氏)

 全体を通じ、総義歯を中心に咬合と全身の健康を考える同会のコンセプトが伝わる内容になった。