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2012年4月10日

第22回日本歯科医学会総会、11月に大阪で開催

山中京大教授が開会講演――臨時記者会見より

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 さる4月10日(火)、歯科医師会館において、第22回日本歯科医学会総会の準備状況に関する第1回記者会見(第22回日本歯科医学会総会準備委員会、主幹校:大阪歯科大学、川添堯彬会頭)が開催された。

 日本歯科医学会総会は4年に一度開催される歯科界最大の学術大会であり、第22回目となる今回は、きたる11月9日(金)から11日(日)までの3日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)およびインテックス大阪において開催される。大阪市で開催されるのはじつに21年ぶり。本総会のメインテーマは「お口の健康 全身元気―各世代の最新歯科医療―」とし、学術プログラム(開会講演1題、国際セッション・シンポジウム5題、講演10題、シンポジウム16題、歯科技工士・歯科衛生士セッション各1題、テーブルクリニック47題、ポスターセッション130題)の他、公開フォーラムや府県民イベントなど、数多くのプログラムが予定されている。なお、開会講演は山中伸弥氏(京大iPS細胞研究所所長)による「iPS細胞研究の進展」が予定されている。

 会場では、川添堯彬会頭(大歯大理事長・学長)による挨拶が行われ、その中で今回初の試みとして「分科会プログラム」が企画されていることについて触れた。「分科会プログラム」は、日本歯科医学会の専門分科会と認定分科会の23学会が独自に運営するもの。川添会頭は、「将来的には日本医学会総会のように、日本歯科医学会総会が開催される年は、各分科会も同じ会期で一堂に会して開催することを検討すべきだ」と述べた。また、歯科界の大部分を占める開業歯科医の目線を重視したプログラム構成になっているとし、地元歯科医師会(大阪府歯科医師会および近畿北陸地区歯科医師会)の協力のもと、歯科医療従事者だけでなく国民に対して歯科医療の重要性を発信するために、公開フォーラムや府県民参加のイベントを開催することになったことが紹介された。

 なお、詳細については第22回日本歯科医学会総会のホームページ(http://www.jads.jp/22ndGM/)をご参照していただきたい。