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2012年5月27日

株式会社クロスフィールド主催

スウェーデン歯科衛生士会会長初来日講演開催

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 さる5月27日(日)、秋葉原UDXカンファレンス(東京都)において、「─スウェーデン歯科衛生士会会長初来日講演─スウェーデンstyle メインテナンスケア最前線」(株式会社クロスフィールド主催)が開催され、170名超が参集した。本講演はスウェーデン歯科衛生士会会長であるイボンヌ・ニブロム氏の初来日講演をメインに、マリア・オディーン氏(Tepe社、歯科衛生士)と濱田智恵子氏(H・M's Collection、歯科衛生士)によるプレゼンテーションが行われた。

 イボンヌ・ニブロム氏による講演では、まずスウェーデンにおける歯科衛生士の歴史、歯科衛生士就業状況、スウェーデン歯科衛生士会、歯科衛生士会の国際的組織とのつながりについて語られた。またスウェーデンの歯科医療体制や医療保険システムにも触れ、日本とは異なる歯科衛生士の仕事内容や歯科衛生士単独の開業についても触れた。その後どんなガイドラインに基づいてう蝕やインプラント、歯周治療が行われるかに触れ、特にインプラントのメインテナンスについては、症例を交えながらメインテナンスプログラムの立案や実施について詳細に語った。

 マリア・オディーン氏によるプレゼンテーション「個別ニーズに対する口腔衛生製品」はTepe社製インプラント対象のセルフケアグッズに関して、また濱田智恵子氏によるプレゼンテーション「スウェーデンStyleから得られるケアとコミュニケーション」ではスウェーデン・カロリンスカ大学やマルメ大学における研修から学んだこと、薬局、デンタルショー、歯科衛生士事情などが語られ、質問時間にはさまざまな質問が客席から飛ぶ、有意義なものとなった。