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2012年6月22日

日本老年歯科医学会第23回学術大会開催

「健康長寿に貢献する歯科医学」をテーマに

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 さる、6月22日(金)、23日(土)の両日、つくば国際会議場(茨城県)において、日本老年歯科医学会第23回学術大会(那須郁夫大会長、森戸光彦理事長)が「健康長寿に貢献する歯科医学」をテーマに開催された。両日とも多数の参加者が会場に集い、盛会となった。

 本大会では、課題講演7題、一般口演37題、ポスター発表112題、認定医ポスター発表21題、ハンズオンセミナー2題、ランチョンセミナー4題のほか、健康状態別余命の概念と世界的研究動向を解説した「教育講演 健康状態別余命:概念・計算方法・最近の研究動向」(齋藤安彦氏、日大大学院総合科学研究科教授)、舌機能検査の現状を将来展望を示した「ミニシンポジウム1 摂食・嚥下リハビリテーションの診断支援としての舌機能検査法」(座長・演者:小野高裕氏、阪大大学院准教授/演者:石田 瞭氏、東歯大准教授/津賀一弘氏、広大大学院准教授)、超高齢社会における地域歯科組織活動の現在と未来を考える「シンポジウム1 地域における歯科組織活動のターニングポイント―高齢者を支えるために―」(座長:細野 純氏、東京都開業/佐藤 保氏、岩手県開業/演者:高田 靖氏、東京都豊島区歯科医師会/大石善也氏、千葉県開業/花形哲夫氏、山梨県歯科医師会/宮原勇冶氏、厚生労働省老健局老人保健課)、本年の介護保険改正の要点と口腔機能維持管理加算をいかに活用していくかを解説した「ミニシンポジウム2 口腔機能維持管理加算の意味するところ」(座長・演者:菊谷 武氏、日歯大教授/演者:吉田光由氏、広島市リハビリテーションセンター/久保山裕子氏、福岡県歯科衛生士会)など、多彩なプログラムが行われた。

 超高齢社会において、歯科界として国民の健康長寿を支えていこうという熱意に満ちた2日間であった。