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2012年7月1日

DBMサマーミーティング 2012開催

各分野の専門家が「希望をつくる歯科医療」をテーマに熱弁をふるう

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 さる7月1日(日)、都市センターホテル(東京都)において、「DBMサマーミーティング 2012 希望をつくる歯科医療」(株式会社DBMコンサルティング主催、宮原秀三郎代表取締役)が、原 正幸氏(愛知県開業)、永松栄司氏(弁護士)、玄田有史氏(東大社会科学研究所教授)を演者に迎え開催された。

 原氏は、歯科医師の立場から「患者に希望を与える歯科医療」に言及。自身が行ってきた歯科治療、インプラント治療の足跡を語るとともに、患者との的確なコミュニケーションの取り方、現在取り組んでいる若手への指導内容、トラブルの生じやすい審美領域のインプラント症例などを紹介した。

 永松氏は、弁護士の立場から「司法が求めるインプラントのあるべき医療水準」に言及。歯科治療、インプラント治療にかかわる訴訟事件の判例を参照しながら、歯科医師が留意すべき司法上の説明義務、手技義務などについて詳説した。

 玄田氏は、社会科学としての「希望学」を研究している立場から「希望のつくり方」について言及。過度な緊張感に押しつぶされることなく、希望に結びつきやすい関係性の構築などについて語った。

 講演後の質疑応答を兼ねた懇親会においては、他業種の参加者・演者どうしが歯科の展望について語り、交流を深めるなど、非常に有意義なミーティングとなった。