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2008年6月11日

「民主党歯科医療議員連盟」設立総会開催

事務局長に島田智哉子氏が就任

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 さる6月11日(水)参議院本館にて民主党歯科医療議員連盟(以下、議連、小沢鋭仁会長)の設立総会が開催され、会長には小沢鋭仁氏(衆議院議員)、事務局長には島田智哉子氏(参議院議員)が就任した。
 本議連は、「歯科医療は全身への予防医学という観点に基づき、国民が良質な歯科医療を受けられるようにするため、関係者と意見を交換しながら、必要な政策の提案を行うとともに、諸問題の解決を図っていくことを目的とする」という規約に基づき、今後は歯科医療の諸問題を解決するための政策立案、また、歯科医師需給問題対策や歯科技工士、歯科衛生士の3部会を立ち上げ、活動を行っていくとのこと。会員数は衆議院議員37名、参議院議員27名、計64名となっている(6月11日現在)。以下に役員を示す。
顧問:小川勝也氏、桜井 充氏、山田正彦氏
会長:小沢鋭仁氏
副会長:近藤昭一氏、三井辨雄氏
幹事:泉 健太氏、大久保 勉氏、郡 和子氏、藤原良信氏、松浦大悟氏
事務局長:島田智哉子氏
事務局次長:大久保潔重氏、田名部匡代氏、柚木道義氏
 冒頭、顧問に就任した桜井 充氏(参議院議員)が、議連設立の経緯を説明。そのなかで氏は、「民主党として、歯科医療問題には先行して取り組んできた自負心がある。今回、議員連盟を設立し活動をさらに活発化したい」と述べ、「われわれは歯科医師の問題だけではなく、歯科技工士、歯科衛生士のための部会を設置し、トータルとしての歯科医療政策へ向けて展開していく」と、さる1月に設立された自民党「国民歯科問題議員連盟」と異なる視点であることを強調した。
 また、さる6月4日(水)には、民主党の桜井氏をはじめとする有志らによって、「歯の健康の保持の推進に関する法律案」(いわゆる口腔保健法)を国会に提出していることから、同法案の制定に向けて本格化を増してきている。今後の両議連の動向が注目される。